敵から友好国へ!97%が日本好き・ベトナムとの意外な関係

ベトナムは東南アジアの中でも特に日本との関係が深い国と言われています。日本に住んでいるベトナム人もここ数年で急激に増え、増加数を見ると在日外国人の中でも最も多いのがベトナム人です。ベトナム本土では街中を歩いていると日本語学校の看板をたびたび目にし、日本語教育が盛んに行われている国と言えます。
また、検索サイトを活用したマーケティングを展開するアウンコンサルティングが実施したアンケートによると97%の人々が「日本好き」と答えるほど親日的な国です。

そんなベトナムですが、ベトナム戦争中は日本とベトナムが敵国だったことをご存知でしょうか?
ご存知の通り、第二次世界大戦中、日本軍はベトナムへ侵攻し、1940年~1945年までの5年間ベトナムに居座っています。

また、ベトナム戦争では社会主義である北ベトナム(現ベトナム)と民主主義を唱える南ベトナムとの間での戦争で、アメリカが南ベトナムをサポートしていました。
しかし、現在のベトナム人の認識としてはベトナム戦争は内戦ではなく、「ベトナム対アメリカの戦争」と位置づけられています。
日本では戦後ずっとアメリカの子分的な存在だったので、当然ベトナム戦争中もアメリカを支えていました。もちろん実際に自衛隊を派遣することはありませんでしたが、燃料などの物資を供給していたのが日本です。

ベトナム戦争終結後、日本はベトナムに対して第二次代戦中の損害に対する賠償金を支払い、1975年に国交が樹立しました。
その後、日本からベトナムへの投資額は増え続け、2013年には対ベトナム直接投資額が国別で日本が1位となっています。

そんなベトナムですが、訪れるだけで日本との強い関係を感じることが出来ます。

ホーチミン市中心部で行われている地下鉄工事現場。日本の前田建設工業と清水建設により行われています。 ホーチミンの像が立つ、グエンフエ通りに面しているのでホーチミンを訪れた人は必ず目にすると思います。
ホーチミン市中心部で行われている地下鉄工事現場。日本の前田建設工業と清水建設により行われています。
ホーチミンの像が立つ、グエンフエ通りに面しているのでホーチミンを訪れた人は必ず目にすると思います。

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ハノイにある「ニャッタン橋」。ノイバイ国際空港から市内までをつなぐ重要な橋となっており、ハノイを訪れた人は必ず利用する橋でしょう。日本の政府開発援助で作られ別名として「日越友好橋」と呼ばれおり、日本とベトナムの有効の証となっています。

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2014年12月に運用開始されたばかりのノイバイ国際空港第2ターミナル。こちらも日本の政府開発援助で作られ、大成建設が受注しました。第2ターミナルが出来てから今まで年間600万人程度だった旅客処理能力が一気に1,600万人まで大幅に拡大しました。

hand_dryer
ハノイ空港のトイレ内に設置されているハンドドライヤー。ちょっと汚いと思ったら日本からのお下がりです。ハンドドライヤー以外にもベトナムの多くの公共トイレが日本企業であるINAX製が採用されています。

honda motorbike
人口は日本より少ないベトナムですが、オートバイの数は日本の3倍以上。ベトナム全土で約3,700万台のオートバイが存在します。その中で強烈なシェアを持っているのが日本のホンダです。最近はヤマハやスズキなども増えましたが、90年代まで「ホンダ」と言う言葉自体が「オートバイ」を意味する一般名詞として通用していました。
現在ベトナムでは日本製バイクのシェアは94%に達しています。

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